EF16-35mm F4L IS で撮る東京ディズニーリゾート

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今夏にキヤノンからEF16-35mm F4L IS USM
が発売されました。これまで、キヤノンの広角ズームのLレンズは、16-35mm F2.8Lと17-40mm F4L の2本がラインアップされていましたが、そこに通しF4でISを搭載したレンズが追加されたことになります。手持ち撮影が余儀なくされるパークにおいて風景撮影で手ぶれ補正のある広角レンズの登場は非常に魅力的な1本です。ハロウィーンの時期から撮り込んできた写真とともに、いつものように「ディズニー・テーマパークで使う」視点でのレンズレビューです。

16-35mm F2.8L からの乗り換え

実は、このレンズが発表される数ヶ月前にEF 16-35mm F2.8L II USMを購入しました。このブログでレビューは書いていないのですが、個人的にはLレンズの割には多少不満がありました。
もちろん、f/2.8のボケや色乗りはLレンズらしく素晴らしかったのですが、個人的な感覚ではフレアとゴーストが非常に出やすかったことが残念なポイント。これまで17-40mm F4L、24-105mm F4L、70-200mm F4L、70-200mm F2.8L と使ってきましたが、これらに比べてみたときに体感的に違和感がありました。
また、レンズ自体というよりは、風景撮りを主体とする自分が撮り方とレンズが目指すところの不一致が思った以上に大きかったということです。実際に背景をぼかして、被写体を際立たせた絵作りには最適な1本であると思います。

EOS 6D|EF16-35mm F2.8L II USM |1/2000秒|f/2.8|ISO 100|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F2.8L II USM |1/2000秒|f/2.8|ISO 100|0EV

そんなところに、その不満を解消するかのように、EF16-35mm F4.0L ISが発表されたので、発売からは少し時期を置きましたが乗り換えてしまいました。
ということで、シーン別にご紹介したいと思います。なお、今回の写真はすべてJPEG撮って出しの写真になります。

4段分の手ぶれ補正が生み出すパークの夜景

このブログやTwitterなどで常々言い続けていますが、東京のパークで風景撮りをするときの最大の問題は三脚が使えないことです。それを補うために、レンズは明るいほうがいいのですが、こと風景撮影に関しては、できるだけ絞りつつ明るく撮ることが必要になります。通常はそこを三脚が補うのですが、手持ちのパーク夜景では、手ぶれ補正を使うことで補えることは非常に大きいです。このレンズは4段分の手ぶれ補正と謳っているので、ワイド端16mmでは、理論上は0.5秒あたりまでは手持ちでいけることになります。
明るいf/2.8といえどもワイド端では手ブレ補正なしでは手ブレを防げるのは1/16秒以上になるので、明るさという点ではIS付きf4のほうが有利になります。

実際に0.5秒となるとかなり歩留まりも悪くなりますが、1/6秒ぐらいだとほぼ手ブレは無くなり、逆に被写体がブレてくれるのでパークの風景撮りには撮影の幅は広くなります。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/6秒|f/4|ISO 6400|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/6秒|f/4|ISO 6400|0EV

こちらは1/4秒で城裏からのワンス・アポン・ア・タイム。ちょうど炎が上がっている瞬間で煙の流れと画面いっぱいに広がるオレンジ色の炎を捉えることができました。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/4秒|f/4|ISO 1250|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/4秒|f/4|ISO 1250|0EV

安心して使える開放からの解像力

キヤノンの場合、デジタルレンズオプティマイザーで純正レンズは周辺減光や収差は補正されるので開放値での周辺減光や流れは少なくなっていますが、やはり新しく設計されたレンズということもあってか開放からキレがあり、今までのLレンズ以上に安心して使えます。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/100秒|f/4|ISO 100|-1EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/100秒|f/4|ISO 100|-1EV

もちろん絞ってあげれば、息を呑むような美しさ。ワールドバザールのアイスクリームコーンの白い壁と屋根と青空のコントラストをしっかり捉えてくれると、シャッターを切ってプレビューを見た瞬間に思わずニヤッとしてしまいます。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/400秒|f/8|ISO 100|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/400秒|f/8|ISO 100|0EV

背景をぼかしての作例

開放f/4.0なので、f/2.8のような背景ボケとは行きませんが、柔らかいボケ味で被写体を際立たせた撮り方も充分に楽しめます。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/800秒|f/4|ISO 100|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/800秒|f/4|ISO 100|0EV

ウォーターフロントパークのショーでもミッキーにピントを持って行けば、対面のゲストはそこそこボケてくれます。逆光耐性も非常に良いですね。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/500秒|f/4|ISO 640|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/500秒|f/4|ISO 640|0EV

フィルターを使い回しで広がる撮影の幅

このレンズのフィルター経は、普段常用している EF24-105mm F4L、EF70-200mm F2.8L II と同じ77mm径になります。そのため、PLフィルターやクロスフィルターなど3本のレンズで使い回せるようになり、フィルターを使った撮影の幅が広がりました。あと、気分的にも同じ77mm経で揃うというのは気持ちが良いです(笑)。
一時期は大三元を目指そうと考えていましたが、今はこの3本がとてもしっくり来ていて、しばらくはこの組み合わせでパークを撮り続けて行きたいと思っていますが、f/2.8のレンズにISを載せてきたらちょっと気持ちが揺らいじゃうかもしれませんね。

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/30秒|f/8|ISO 6400|0EV

EOS 6D|EF16-35mm F4L IS USM |1/30秒|f/8|ISO 6400|0EV

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